親子二世帯が助け合う、これからの二世帯住宅の暮らし

子育てがキッカケで二世帯住宅を検討

「就職や進学で親元を離れたけれど、出産や育児を機に親と同居・近居を考えている」
「実家を二世帯で建て替えることを検討している」

一方の親夫婦は
「子ども達が巣立ち、ふたりの生活。子ども夫婦が戻ってくる。家をどうしよう。そもそも二世帯住宅はうまくいくのか。わが家はリフォームで何とかなるのか」
人生経験が長い分だけちょっぴり心配もあります。

マイホーム購入から20年ほど経過したころは、ちょうどリフォームが必要なタイミングともいえます。また、ご家族のライフスタイルの変化も重なってくることも多いものです。そこで親子の同居、二世帯住宅へのリノベーションを考えるお客さまも多くいらっしゃいます。親世帯は子ども世帯と同居することで安心感が得られますし、小さなお子さまがいらっしゃる子ども世帯であれば、同居する親御さまの存在は、子育ての上でもたいへん心強い味方になってくれます。

また、札幌市はこのところ土地の価格が急上昇し、利便性の高い地下鉄駅やJR駅徒歩圏内の土地がなかなか入手できない状況になっています。
ご両親のご自宅を二世帯にリノベーションする、建て替えて二世帯住宅にするご希望が徐々に増えているのは、こういった背景もあるようです。

隣居か同居か.二世帯住宅のタイプ

二世帯住宅にもさまざまなタイプがあります。大きく分ければ、玄関を2つ設けて居住スペースを別々にする独立タイプのうち、1階と2階で世帯を分けるのが「上下分離型」、2つの玄関を境に左右に分ける「左右分離型」があります。このほか、玄関や水回りなど一部を共有する「部分共有型」、そしてほとんどのスペースを共有する「同居型」です。

親世帯と子世帯では、それぞれの生活リズムやライフスタイルが異なる場合もあり、お互いが助け合いながらも快適に過ごせるプランニングがとても重要になってきます。リビングワークでは、お住まいになるご家族それぞれのご要望を十分に採り入れて、時には2階の増築をご提案したり、防音性のあるフローリングなどを採用したりしながら、ご家族全員が快適に過ごせるような二世帯住宅リノベーションと建替新築を手掛けてまいりました。親御さま世帯、またお子さま世帯がお住まいだったおうちを二世帯に、またご要望のエリアにある中古住宅を購入して二世帯住宅用にリノベーション、新築といったパターンにも対応しております。

また、長期優良住宅の制度がはじまってからは、すべてのフルリノベーションにおいて長期優良住宅に対応しております。
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打ち合わせを十分に行い、柔軟で細やかな設計で評価をいただいている当社は、二世帯住宅のご依頼もこれまで多くいただいています。その中から、リビングワークが手掛けてきた二世帯住宅をまとめてご紹介します。

ご家族の生活状況やご要望に応じたリビングワークの二世帯住宅事例

1)中古住宅を購入して上下分離型の二世帯へリノベーション

遊び盛りのお子さま2人がいらっしゃるEさまご夫妻は、ご両親もなじみがあり、通勤にも便利な地域に築25年の中古住宅を購入、1階を親世帯、2階を子世帯に分けたリノベーションを行いました。

2階の子世帯は無垢材の防音フローリングを採用、遊び盛りのお子さんがいても安心

Eさまご夫妻とお子さまの世帯は2階に。階下の親世帯にも気兼ねなく済むよう、防音効果のある無垢フローリングを採用しています。間取りや建材だけでなく、壁の厚さからコンセントの位置など新築感覚で選べるため、Eさまご夫妻とは2ヵ月ほどかけてプランニングを行いました。1階の親世帯スペースは、前の家と間取りも似ていたことから「あまりお金をかけなくてもいい」とのお考えで、バスタブの交換やクロスやフロアの張り替えなどをリフォーム。

I型の対面キッチンや造作カウンター、ゆとりある水回りなど細部の希望も実現

LDKには、奥さまの夢だったI型の対面キッチンや、親子で使う造作カウンターを設けたほか、収納もつくりました。ご主人の要望で、トイレやバスルームなどの水回りはゆとりある広さに。「家族は多いほうがにぎやかで楽しいですよね。子どもたちも祖父母との暮らしから学べることも多いと思います」と、Eさまご夫妻は同居の理由を語ります。

親世帯、子世帯フロアともしっかりと暖か、長期優良住宅認定の家

親世帯、子世帯のフロアとも、各部屋のドアを開けておけばリビングのストーブ1台でしっかりと暖かく過ごせます。長期優良住宅の認定も受けている、断熱・気密性能にも優れた家です。

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それぞれのリフォーム希望を実現した二世帯住宅

2)左右で完全分離.間取り打ち合わせを重ねた納得のメゾネットタイプ

60代のOさまは、ご家庭を持つ娘さまのご希望で、二世帯住宅へリフォームすることに。さまざまなプランをご提案してご検討いただいた結果、スキップフロアを活用した左右分離、メゾネットタイプの家をお選びいただきました。

ご要望を生かして、両世帯にメリットのある間取りをアレンジ

無垢フローリングとキッチンをセレクトした、娘さまご夫妻の明るいリビング。ご要望で、2階の窓から円山の景色が眺められるようにリビングの床をかさ上げしました。この下に当たるOさまご夫妻の納戸も天井が高くなったため、かがまずに出入りができると喜ばれています。

親世帯は、お気に入り部分を残してより快適な暮らしに

これまでに大規模リフォームを2度行っているOさまが暮らすLDKは、満足されている部分はそのまま生かし、浴室を同じフロアに増設して動線も便利に。階下にある一室は、離れて暮らす息子さんが帰省してきたときに使う部屋になっています。

無落雪屋根、耐震・断熱補強で雪や寒さの心配からも解放

Oさま邸では、プラン時だけでなく、工事中もご相談をしながら微調整をして使い勝手の良さを追求していきました。耐震・断熱補強や無落雪屋根の施工も行ったことで、雪や寒さのストレスから解放され、光熱費のコストダウンにもつながっています。

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独立性を尊重した、メゾネットタイプの二世帯住宅

3)大手会社では「無理」と言われた、独立型二世帯のリノベ―ション

結婚して2年になるOさまご夫妻は、ご両親から提案されて築20年のご実家をリノベーションすることに。玄関を分けて1階にご両親が、2階にOさまご夫妻が暮らす独立型のニ世帯住宅です。

玄関を分けて程よい距離に、スペースも無駄なく活用

「玄関にドア二つは無理」と大手の住宅会社では断られてしまったという、独立型のリノベーション。リビングワークで実現させていただきました。左側が子世帯、右側が親世帯のドア。子ども世帯の階段下は、親世帯の収納スペースに使うなど無駄のない設計をしております。

子世帯フロアは開放的なLDKと大容量収納スペースを確保

お子さんであるOさま世帯が暮らす2階は、増改築を行って広々とした2LDKに。大きな2枚の窓を付けたリビングはとても明るく、キッチンからの視界も広がります。キッチンカウンターの背面には、増築スペースを活用して大容量の収納や、ドアを開ければリビングクローゼットとしても使える洋室を設けました。

親世帯は水回りを中心に、使い勝手の良さに満足

1階のご両親スペースは、玄関と階段のプラン変更と、キッチン、洗面台、トイレの入れ替えをしました。新しいキッチンが欲しかったというお母さまも、使い勝手の良さに満足されています。
希望の独立型に加えて、収納や採光もたっぷりと増えたOさま邸。「生活リズムの違いもありますし、友だちを招くのも好きなので、お互いに気兼ねをしないようにしたい」とOさまがおっしゃるように、それぞれの暮らしを尊重した二世帯住宅が実現しました。

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収納もたっぷりで安心、玄関を分けた二世帯の住まい

4)共用の玄関ホールに2つの入口を設けて程よい距離感の部分共有型

60代のご両親がお住まいの家に、増築を含めたリノベーションを行って同居することになった30代のNさまファミリー。玄関は共用ですが、ホールから世帯別の入口を設けて、程よい距離を保ちながらもおじいちゃん、おばあちゃんがいる心強い家になりました。

子育てのアイディアを各所に設けた、ロフト付き2階フロア

2階子世帯のリビングと、スキップフロアを利用してつくったロフトの間にある壁には、奥さまとお嬢さまたちが会話できる小窓を2ヵ所付けました。奥さまが家事をしていても、遊んでいる気配が分かるのでとても喜ばれています。

お子さまの成長を見据えた可変性のある間取り、空きスペースも有効活用

ロフトとは別に、将来お嬢さまたちが成長したときのために、二つの個室に仕切ることができる部屋も設けています。

ご両親は慣れ親しんだ間取りの暮らし、外階段をなくして雪の時季も安心

1階のご両親スペースは、キッチンカウンターをL型から動きやすいI型に変更。今までの慣れ親しんだ間取りで、戸惑うことなく生活ができます。Nさま邸では、雪が凍って滑りやすい外階段や、暖房を調節するたびに地階へ行く苦労からも解放されました。

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プライバシーを保ちながら子育てを助け合える二世帯住宅

5)中古住宅の物件探しからお手伝い.四世代が快適に住めるリノベーション住宅

駅の近くで駐車スペースも確保、日当たりも良い立地に予算内でマイホームを・・・。そんな願いをかなえた北広島市の二世帯住宅です。4世代、6人のご家族が快適にお住まいになれるよう、物件探しから設計・インテリアのご提案までサポートをさせていただきました。

2階の子ども世帯は増築で広々、細かい部分まで使いやすさを追求

当社がご提案した中古住宅をお気に入りいただき、リノベーションに当たっては何回も綿密に打ち合わせを重ねました。お子さまファミリーが暮らす2階は、全体的にモダンなインテリア。奥さまの身長に合わせて設けたアイランドキッチンや、寝室には持ち物がぴったりと収まるように棚板を付けたウォークインクローゼットも設けています。

1階の親世帯は、お母さまの負担を減らしたバリアフリー設計

親世帯のご夫妻とお母さまが暮らす1階は、フロアの段差もなくし、手すりを随所に設けたバリアフリー仕様です。寝室はご夫妻とお母さま用の2室を設けて、お母さまの寝室隣にトイレを配置することで動きの負担を減らすようにしました。

窓の方向と大きさを変えて明るい家に、冬は暖かく夏も涼しい家

1階リビングルームの窓は、大きさと位置を変えて設置したことで、より明るく開放的な空間に。国の補助金のための審査も受けているので、「断熱や耐震性など目に見えない住宅性能にも安心感があります」と奥さま。冬に暖かく、夏も風がよく通るので涼しいと、たいへんお喜びいただいています。

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中古物件探しから二世帯住宅へのリノベーションをサポート

6)お子さまの結婚を機に二世帯へ。気配が伝わる心強さ、夢のクラフト工房も実現

Sさまと、赤ちゃんのいる息子さまご夫妻がお住まいになる二世帯住宅です。1階はSさまおひとりの居住スペースに加えて、かねてからの夢だったビーズ工芸の工房を設けました。

念願のクラフト工房は、創作しやすい室内環境を設計

1階のSさまスペースには、念願だったビーズ工芸の工房をつくりました。テーマカラーはブルーで、爽やかな柄のクロスを選択。明るすぎない高窓とワイドなテーブルで、創作しやすい環境をデザインしました。

趣味を100%生かした、元気になれる自分スタイルの居住空間

ご自身の好きなものを選び、ビタミンカラーでいっぱいの居住空間をつくれたこと、そしてお友だちが集まってくる家になったことで「元気になれました」とSさま。リフォームには不安もあったそうですが、「リビングワークさんとお話しして信頼できると思いました」とおっしゃっていただけました。

2階の子世帯は収納たっぷり、防音フロアで小さなお子さんの物音も安心

息子さまファミリーの2階フロアはモノトーンでシックにまとめました。リビングルームと将来の子ども部屋は防音フロアにすることで、お孫さんの物音にも階下のSさまは気にすることなく過ごせます。寝室には、壁の二面に大きなクローゼットを設けました。

独立性を保ちながらも、家族のきずなを感じる家

玄関は共同で、やんわりと伝わるご家族の気配に、「自分はひとりではない」とSさまは心強さを感じていらっしゃいます。国の補助金も受けて、当社の標準使用である高断熱・高気密性能も実現。外壁や窓も取り替えました。今では家じゅうがまんべんなく暖かいとご満足いただいております。

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子どもの結婚を機に二世帯へリノベーション、夢のクラフト工房も実現

7)定年後に母親との同居型リノベーション、寒さとメンテナンスの悩みを解消

ひとり暮らしのお母さまとの同居を考えたOさまご夫妻。定年を機に、すきま風で冬は寒い我が家を暖かく、一生安心して住める住まいにと決意、安心のオール電化でメンテナンスフリーの家にリノベーションを行いました。

ご家族の動きを考えてダイニングをフロアの中心に

リビングにある暖房機は出窓下にある木製ルーバーの裏に設置して、室内の雰囲気を損なわないようにしています。また、ご家族の動線を考えてフロアの中心となる位置にダイニングを設けました。キッチン収納やパソコンコーナーの造作も、お喜びいただいています。

デザインセンスもお気に入り、増築部分にはご主人の書斎も

モダンな仕上がりの和室、花柄とダークブラウンのクロスを大胆に使った寝室など、当社のプランナーによるデザインセンスもお気に入りいただいています。2階には増築も行い、定年後を楽しむOさまの書斎も設けました。お子さまファミリーが家に泊まりに来たときも、二間続きの洋室があるので安心です。

お風呂とトイレは介護も想定したバリアフリー仕様

お母さまのために、バリアフリーの要素も取り入れています。トイレと浴室の入口は3枚の引き戸を使い、トイレ内部も車いすでスムーズに動けるよう広いスペースを確保。収納も押し入れや納戸を多く設けたほか、壁面やデッドスペースも収納に活用しました。また、家にかかわるメンテナンスを最少にするため、外壁は乾式タイルを採用。すき間風に悩まされていた家は、高断熱・高気密仕様で新築並みの暖かさを保っています。

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定年後を考えメンテナンスフリーで暖かい家

8)同居型からプライバシーを尊重した上下分離型二世帯へリノベーション

Mさまご夫妻は息子さまファミリーと暮らしていましたが、お孫さんの成長による生活リズムの変化で食事や入浴時間が合わなくなってきたが悩みでした。そこで、お互いのライフスタイルを尊重するためにも、完全分離の二世帯住宅にリノベーションを行いました。

それぞれのライフスタイルを求めて、完全分離の二世帯を選択

左側が親世帯、右側が息子さま世帯の玄関です。ドアも別々の完全分離タイプで、1階は親スペース、2階は子世帯スペースに分けました。キッチンやバスルームなどの水回りもそれぞれに設けています。

親世帯はオーディオコーナーやサンルームでふたりのための暮らし

リノベーションに当たっては「趣味やくつろぎのスペースも確保したい」とご希望されたMさまご夫妻。1階のリビングには音楽鑑賞が好きなMさまのオーディオコーナーも設けました。コレクションを並べたアクセントウォールやフローリングは無垢材を使用、モダンな和室やサンルームも設けています。

子世帯はモダンスタイル、育ち盛りのお孫さんの物音も防音床で安心

息子さま世帯のスペースである2階は、4つあった部屋のうち一室分をユーティリティーや浴室、トイレにリフォーム。モダンなLDKや玄関は増築しています。キッチンからはリビング全体が見渡せるつくりで奥さまにも好評をいただきました。元気いっぱいなお孫さまの物音が階下に響かないように、床には防音施工をしているので安心です。
外壁は耐久性に優れたガルバリウム鋼板などを採用。周りから「新築したの?」と言われるほどスタイリッシュに変身しました。

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三世代同居から、プライバシーを尊重した完全分離の二世帯へ