家づくりストーリー
照明計画~生活にリンクした照明の色(共働きのご夫婦でもずっと住みやすい家 - 第3回 -)
2021.12.08
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Yさまと、見学会会場にて照明計画の打ち合わせを行いました。
見学会会場ではすでに、ダウンライトやペンダントライトなど各照明器具が設置されているため、図面上で考えるだけでなく実際に設計されたらどうなるのか、Yさま邸のプランと見学会会場を見比べながら進めることができたのではないかと思います。
照明計画にはいくつかのポイントがあります。
例えば、室内の照明には主に2種類の色があります。
「昼光色」と呼ばれる白色のライトは集中して作業したいときに好まれる色です。
お仕事や勉強など、手元の作業に集中したいときや、洗面化粧台の前など明るく見せたい場所にピッタリです。
△リビングワーク施工事例
「電球色」と呼ばれるオレンジ色のライトはあたたかく、落ち着いた印象があります。
リビングなどゆっくりとすごす空間や、落ち着いて読書を楽しむときにおすすめの色です。また、暖色で照らされた食べ物はおいしそうに見える効果もあり、ダイニングやキッチンを電球色にする方もいます。
△リビングワーク施工事例
また、電気の色だけでなく、照明器具の色も重要なポイントです。
たとえば、白い器具をもちいることで壁や天井との統一感があり、全体がまとまって見えます。
逆に黒い器具を使えばアクセントとなり、空間が引きしまって見えます。
△リビングワーク施工事例
Yさま邸のお家はどちらのパターンもぴったりなイメージでしたので、照明計画の中では悩まれたポイントなのではないかと思います!
照明はお家の雰囲気はもちろん、お施主様の生活スタイルともリンクする部分です。
リビングワークではお施主様に、このようなポイントを1つ1つお伝えしながら、お施主様のくらしを一緒に考えながら設計しています。
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