長い冬を快適に楽しく
緑がいっせいに萌える春、爽やかな夏と、短いけど美しい秋。そしてすべてをまっ白に包み込む寒い冬も楽しみたい。冬もあたたかく快適な暮らしにかかせない断熱改修はリノベーションをする際の大きなポイントにもなります。
リビングワークは、基本的にすべてのリノベーションにおいて、断熱改修を行います。
「長い冬を快適に楽しく」これはリノベーションの基本と考えているからです。
断熱改修のための技術は、どんな住宅にも適用できて、実験等に基づく工学的な裏付けがしっかりとした断熱改修工法を基本に据えています。
「将来を考えて暖房費がかからない家を」と希望されるお客さまも少なくありません。
その場合は断熱性能・気密性能を強化することで、新築住宅を超える燃費性能を実現することもできます。
高断熱・高気密にするメリットは、北側の部屋や脱衣室など、一般的には冬期間に寒くなりがちな部屋でも暖かく、どの部屋にいても快適に過ごせることです。また、外の温度変化に影響されないので、夏は涼しく過ごすことができます。
新築はもとより、リフォームでも、長期優良住宅化リフォームの認定を受け、補助金を活用することができます。
デザインやインテリアにこだわる
毎日暮らす空間を自分らしく、こだわりのインテリアにできるのも、家づくりの楽しみの1つです。
集めている雑貨や、大切にしたい家具が映える部屋は、オンリーワンの空間になります。
広いリビングで、家族が思い思いに過ごしながらもつながりを感じられたり、家事が楽になる間取りや収納で自分の時間が持てたり、それぞれのシーンにあった使い方のできるマルチな空間づくり、といったことも、自由設計ならではです。
私たちは、自然素材を使ったナチュラルテイストな空間や、ナチュラルビンテージ、やわらかな北欧風、和モダンな空間など、お客様のお好みに合わせて幅広くご提案いたします。
さらに、その空間にあわせた機能的な造作家具や造作建具をデザインいたします。
家を楽しむ、家族の時間、オリジナルな空間づくり。それがリビングワークのリノベーションです。
大地震に備える
耐震性の強化も
2016年の熊本地震では、耐震基準が強化される前の1981年以前に建てられた木造住宅の約3割が倒壊しました。1981年以降の木造住宅も2割弱が倒壊または大破しています。一方2000年以降になると倒壊と大破を合わせても6%。現在の標準的新築工法であるプレート金物と合板類を使った住宅で倒壊は1棟もありませんでした(国と建築学会による調査)。
これからのリノベーションは、断熱性能と同時に、耐震性能の引き上げがとても大切になってきます。
つくば市にある国立の建築研究所の報告によると、築30年の住宅は耐震性能が新築時の80%に低下していることが、熊本地震の調査で裏付けられたと言います。
耐震性能を向上させる工事も、リビングワークのリノベーションでは基本的にすべて実施しています。例えばグランドピアノを置くことだって問題ありません。
こういった「性能向上リフォーム」とよばれる工事を、毎回違う現場状況の中で正しく確実に施工するスキルも重要になるので、設計・工事スタッフは日々勉強しています。