家づくりストーリー
くらしにフィットする(わたしたちと環境にfitする i-fit×太陽光のおうち ― 第3回 ―)
2021.12.27
―かなり迷走しました。
家づくりで大変だったところについて、楽しみながらだったので大変ではなかったと回答されていましたが、インテリアのテイストはかなり迷われたとのことでした。
提案型住宅と言っても、i-fitは壁紙や無垢床などの選定によって雰囲気がガラリと変わるので、どのようなテイストのi-fitにしようかと迷ってしまいますよね。
リビングワークの施工事例を参考にしたり、お手持ちのカタログから好みなものを抜きとってイメージを膨らませたり…など、されていたようでした。
△リビングワーク イメージ施工事例
そんなSさまのイメージをインテリアコーディネーターがしっかりと受けとめます。
『無骨カッコいい』と『シンプルモダン』をミックスし、『ヴィンテージモダン』にまとめあげられたSさま邸。リビングワークのi-fitのラインナップにまたひとつ、新しいテイストが追加されることになりました。
△リビングワーク イメージ施工事例
インテリアだけではなく、設備にもまた、こだわりを加えました。こちらのこだわりは図面担当者がしっかりと受けとめます。
造作棚の設置、コンセントやLANの数や位置を家具の配置をもとに変更することによって、Sさまのくらしにフィットする計画に。また、電気自動車のための200Vの外部電源、将来的な蓄電池の設置に向けてパワコンを外におくことになりました。
図面から実際のくらしを、なんども想像して楽しかったと語るSさま。
今回、お家づくりに関して、いろいろな書籍やYOUTUBEをみて知見がひろがり、お仕事にも役立っていると語っておられました。
Sさまが家づくりのこだわりポイントの第1番目にあげられた断熱性能。
その性能を実現するのが断熱材と気密シートです。
性能実現の肝ともいえる部分が石こうボードで隠れるまえの状態をご覧いただくことができました。
図面で想像していた、住んでからのくらしがみえてきました。
ここでお料理をして、ここでピアノを弾いて、テレビはここで。
ご家族で楽しそうに語りあっている光景から、おうちの完成を心待ちにしているのがつたわってきます。
完成したら自分のお部屋になる窓からのながめを確認されています。
成長にしたがって、お子さまの目に映るながめはすこしずつ変わっていくのでしょう。
けれど、このおうちに込められたSさまの想いは変わることなく、根づいていくのだと思います。
今回、家づくりストーリーにあたって、アンケートの最後にご記入いただいたのは以下の内容です。
現在、2050年の脱炭素化に向けて世界が動いていますが、その中で住宅の高断熱化や太陽光などの創エネは重要になってきます。
また、以前と違って、電気代が上がっていることから、太陽光もペイする時代になっています。
SDGsに加えて脱炭素(ゼロカーボン)の視点も取り入れた家づくりが大事になってくると思います。
上記の意味で、当方の家が、一つのモデルケースになれれば幸いです。
お客さまにも環境にもフィットできるよう、今できることをひとつずつ。
Sさま邸をきっかけに、リビングワークがそんな会社になっていけたら、と、思います。