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一軒の家を左右に分割、
スープが冷めない隣居
60代のO様邸は、傾斜地に立つスキップフロアの二階建て住宅。お正月に家族で集まったときに、「この家に住みたい」とご家庭を持つお嬢さまから希望があり、リビングワークにご相談をいただきました。
さまざまなプランをご提案し、検討していただいた結果、1階と2階に分かれて住むのではなく、スキップフロアを利用して左右に分かれたメゾネットタイプの二世帯住宅を実現しました。
お子さまの世帯は無垢床と
キッチンをセレクトして
満足のLDKに
娘さまご夫妻のご要望だった、2階の窓から無理なくお気に入りの円山が眺められるように、リビングの床をかさ上げしました。
この下に当たるご両親世帯の納戸も天井が高くなり、荷物を持っての出入りがラクになったと喜ばれています。
窓の先は親世帯の屋上で、娘さん世帯も夏場には洗濯物を干せるように、はしごを設けました。
ご両親世帯はお気に入りの部分を
残して、より快適な暮らしに
これまでに大規模なリフォームも2度行っているO様が暮らすLDKは、薪ストーブやシステムキッチン、リビングの床など満足している箇所はそのまま生かしました。
浴室もLDKと同じフロアに増設したことで、暮らしやすい動線になりました。
将来にわたって動きやすく、
ゆとりのある空間を設計
親世帯LDKの階下にある一室は、首都圏で働いている息子さんが帰ってきたときの部屋になっています。それまであったボイラー室を移動したことで、よりいっそう広い空間を確保できました。
プランは納得いくまで変更、
工事中も微調整で満足の
リノベーション
「家を建てたときや過去のリフォームでは、思うようにならないこともあったり一方的にプランを押し付けられたりもしました」と話すO様。「リビングワークさんは、わたしたちの希望に対していつも『やってみましょう』と言ってくれました。出していただいたプランは結局20ぐらいになりましたが、納得しながら決めていくことができて私たちも楽しかったです」と話していただけました。
O様邸では、工事中もご相談をしながら微調整を加えて使い勝手の良さを追求していきました。同時に耐震、断熱補強や無落雪屋根への工事も行い、雪や寒さへのストレスから解放され、光熱費のコストダウンにもつながっています。二世帯だからこそ、ご家族の皆さまが快適に、納得できる家づくりをリビングワークは目指しています。