土地面積:332㎡
延床面積:124㎡(吹抜け含まず)
建築地:北広島市
構造:木造
家族構成:2人家族
01 外観の佇まいに、凛とした静けさを

門型フレームが建物と外構をひとつにつなぎ、車から玄関まで、屋根の下をまっすぐ進めます。
雪の日も濡れずに、除雪は最小限。
夜になると、外壁の陰影と植栽のあかりがやわらかく灯り、静かに「おかえり」を告げてくれる。
毎日の小さな手間を減らしながら、帰るたびに「整う」感覚をつくる家です。
02 暮らしの中心に、やわらかな光を

南の高い窓から届く光を、吹き抜けがやわらかく広げる。
北側の窓は最小限にして、熱を逃がしにくく設計しました。
昼は照明をつけなくても手元まで明るく、夕方になっても空気が冷えにくい。
キッチンに立つ時間も気持ちが軽くて、冬の日でもやさしいぬくもりに包まれます。
03 動線が整うと、暮らしも整う。

玄関から土間収納、パントリー、キッチン、そしてファミリークロークへ。
家の中をぐるっと回れるから、片づけも着替えも1階で完結します。
朝は家族がそれぞれ支度をしていても、すれ違う動線がストレスにならない。
夜は片付けながら、そのまま明日の準備までできる。
リビングの小上がりは、くつろぎにも仕事にも使える場所。
無垢の床とグレートーンの落ち着いた空間が、日常を少し上品に見せてくれます。
家づくりストーリー
結婚をきっかけに、長く安心して暮らせる家を建てたい――。
ご夫婦が思い描いたのは、広いリビングで自然と家族が集まる時間でした。
見学会で出会った「デザインと使いやすさが両立する家」に惹かれ、リビングワークでの家づくりがスタート。
雪の日も濡れずに帰れる門型フレームの外観、光を取り込む吹抜け、動きやすい回遊動線。
「ここなら自分たちらしく暮らせる」その直感が、住まいの決め手になりました。
設計士のこだわり
約100坪のゆとりある敷地に対し、外観のバランスと存在感を意識しました。
間口18mを活かした門型フレームで建物とカースペースを一体にまとめ、雪の日でも動きやすい北方型設計に。
外壁はガルバリウムと石調のSOLID、木ルーバーの素材を組み合わせ、重厚でありながらやわらかな印象に仕上げています。
室内は大きな吹抜けとスケルトン階段で開放感を演出し、1階のファミクロやパントリーなど日常の使いやすさも両立。
無垢材とグレーの落ち着いたトーンが、時間とともに深まる上質な空気をつくります。
















