家づくりストーリー
家づくりに込めた思い ~ライフスタイルが変化しても「ずっと住みやすい家」 ―第3回―
2019.03.08
今回は、Kさまの家づくりに込めた思いをご紹介いたします。
△Kさま邸リビングダイニング(パース):設計お打合せの時にご覧いただき、イメージの共有をしました。
○新居で叶えたい夢
お子様が10代後半のKさまご一家、お子様が進学や就職などで離れることも考えながらの家づくりとなったそうです。「これから10~15年の間に、子供らは巣立ち、そして、将来、孫を連れて遊びに来てくれるものと思います。そういった意味では明るく、にぎやかな未来を夢見ています。」とのこと。家族構成が変わっても、ずっと住みやすい家への想いが間取りに現れています。
○土地探しから始めた家づくりについて
「私らは借家暮らしですので、必然的に土地探しから始めました。当初は中古住宅、建売、更地などを並行して調べ、戸建だけでなくマンションも候補に入れていました。「子供らの成長から地下鉄に近い方が良い」という思いと、「私ら夫婦ののんびりした余生のために広い土地が良い」という思いから迷走しましたが、資金に限りもあり、地下鉄からほど近い中古の戸建を購入することにしました。」
○新築を選んだ理由
「当初はリフォームを中心に話しを進めていたのですが、リフォームの限界を感じていたところ、リフォームと新築の両方に対応できるリビングワークの存在を知りました。私らの不安や不満を聞いてくれた上で、フラットな意見として新築を勧めていただけたので、最後はそれに乗っかる形で決めました。ただ、私らとしても新築に気持ちが寄っていたのだと思います。折角、大きな買い物をするのに中途半端に妥協しても、後で後悔するように気がしていましたし、私らにとってはほぼ間違いなく一生に一度の買い物なので、奮発しようかと。」
○家づくりで楽しかったこと
「自由度が高い分、何が正解かわかなく、不安の方が大きかったと思います。ただ、壁紙選びだけは、選ぶ場所が沢山あるので、失敗を恐れず楽しみながらできた気がします。それ以外は間取りにしても、外壁にしても、暖房器具の選択すらすごーく悩みました。あと、着工してからは楽しかったですね。自分らが決めたことが少しずつ形になっていくのは、面白さと感動とワクワクで一杯です。」
○家づくりで大変だったところ
「意見をまとめるところです。家族それぞれの思いをまとめること、そして、できるだけ安くて機能的な(暖かい)家を作ってもらうことのバランスをとることが大変でした。あとは選択肢の多さにも苦労しました。色々なお願い事を聞いてもらいましたが、どこまでお願いして良いものかわからず、小心者の私らにとってはかなりの難題でした。伝えればすぐに解決するのですが、それまでがストレスでした(こんなことをお願いして大丈夫かなーって)。」
○インテリアコーディネートでのこだわり、テイストについて
「土地を買う前に色々な家を見て回りましたが、私らの好みは今風のナチュラルな感じよりも、もう一昔前のこげ茶系の家なんだと気付き、その旨をリビングワークに伝えました。かといって、折角の新築なのに一昔前のデザインでは困るので、その上でのデザイン調整をお願いしました。また、私ら夫婦はいざという時に中々、物事を決められないところがあります。そろそろ、色々なことを決めなくてはいけないというタイミングで、打合せに長女を同行させたところ、頼もしく、ばっさばっさと物事を決めてくれ、我が家のテーマカラーは緑色となりました。茶系に緑ということで素人にはよくわからない組合せですが、リビングワークがしっかりと味付けをしてくれるものと信じ切っています。実際の出来栄えは完成してからとなりますが、今からとても楽しみです。」
▽キッチン背面タイル(参考イメージ)
Kさま邸のテーマカラー緑を使ったキッチン背面タイル。どの様なタイルを選ばれたのかは、新築住宅完成見学会でご覧いただけます(※Kさま邸・完成見学会は終了しました)。