コラム

家づくりの基本知識

建物の性能評価

2018.08.03

 

こんにちは、稲場です。

 

みなさんは家づくりを始める時、何を基準に考えますか?

 

最近のニュースで、大きな地震があれば「丈夫な家がいい」、猛暑が続くと「涼しい家がいい」、北海道は冬が厳しいから「高熱費は最低限で暖かい家がいい」などなど。

 

家は高い買い物なので、長く快適であって欲しいですよね。

 

インテリアは自分で確認できますが、先に述べたことはどのように確認できるでしょうか?

 

そこで、家に星をつけて採点してもらったり、認定してもらうことで、わが家の性能に太鼓判を押してもらう制度を活用してはどうでしょう?

 

ここで提案したい制度は、「BELS(ベルズ)に係る評価」と「長期優良住宅認定」の制度です。

 

平成28年4月より住宅のBELSに係る評価、増改築の長期優良住宅認定もスタートしました。

 

これは、国の施策に基づいた制度で、住宅を新築・改築する際に補助金を利用する時の条件になっている事もあるので、聞いたことのある方もいるかと思います。

 

BELSは、新築・改築ともに設計段階から、冬暖かく夏涼しい住宅を計画し、断熱性能を数値化します。

 

この数値を使って住宅の光熱量を換算します。

これを第3者の評価機関に申請して評価の星を取得します。

サンプルの評価書は当社のお客様の評価書です。

星は、☆1個~☆5個まであり、当社のお客様のお家は最高の☆5個でした。

 

 

長期優良住宅認定は、住宅を長期にわたり良好な状態で使用するための制度になります。

これは、劣化対策・耐震性・省エネルギー性・維持管理更新の容易性・居住環境・住戸面積・維持保全計画の7項目に分かれています。

 

各項目の詳細な認定基準を満たすことが必須になります。

認定基準を満たした住宅を各市町村に申請し、認定通知を取得します。

認定通知のサンプルは下図のような書類になります。

 

 

この様な制度を利用した設計・施工をすることで、わが家の性能を、第3者からのお墨付きを貰って、安心度をUPさせてみてはいかがでしょうか?

 

リビングワークでは、長期優良住宅の認定基準以上の新築・リノベーション住宅を設計・施工しております。

住宅の性能評価制度などの詳しいご説明をご希望の方は、是非お気軽に、住宅相談会や完成見学会にお越しください。

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