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子育て中から高齢期まで、安心なトイレの位置と数
2018.06.15
こんにちは、豊島です。
突然ですが、ご自宅のトイレの位置や数に、満足されていますか?
満足度の高い家づくりには、キッチンが使いやすい、家事が楽な動線、収納を充実させる、などなど、
さまざまなポイントがありますが、トイレの位置や数も欠かせないポイントと思います。
子育て中の場合、子どもがまだオムツだと気がつかないのですが、トイレトレーニングを始めると、最初は30分~1時間おきにトイレに誘い、それが2時間になり、と、頻繁にトレイに行きます。
パンツになってからも、大人と違い、「おしっこ行きたい」となってから出てしまうまでの時間が短く、家の中でも走って行くことがあります。さらに、寝る前、お布団に入ってから「おしっこ行きたい」と言ったり・・・。
自分も眠たい中、子どもをトイレに連れて行く場合、遠いとなかなかつらいものです・・・。
大人でも、年齢を重ねたり、体調によっては、夜中に頻繁にトイレに行くことがあるかと思います。
そういった状況でも使いやすく、いろいろな年代が使うことを考えた理想的なトイレの位置は、
寝室から行きやすく、かつ、日中長く過ごす場所(リビングやダイニング)からも行きやすいところが良いように思います。
平屋やマンションの場合は、配置によっては1つでも良いと思いますが、
2階建ての住宅の場合、2階に寝室、ということが多いので、2階に1つ、1階に1つあると、日中も夜も安心です。
△お施主様の事例(1階と2階のトイレ。壁紙を変えることで雰囲気も変わります。)
我が家の場合、1階は両親の寝室の横に1つ、2階に1つあります。
1階のトイレは、ちょっと変わった配置で、リビングダイニングから直接行ける場所にあるので、子どもが食事中やテレビを見ている時に「トイレ!」となってもすぐに行けてとても便利です。
トイレの横には暖房給湯器や換気システムなど、少し音の出る機械がある部屋になっているので、トイレの音はリビングダイニングには聞こえません。
2階は、寝室を出るとすぐにトイレがあるので、夜中も助かっています。
水廻りは、後からつけようと思っても、リフォーム費用がかなりかかってしまうことが多いです。
なので、ご新築やリノベーションの際には、年齢・体調などの変化といった長期に渡って暮らすことを考えて、トイレの計画もご検討ください。