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コロナ禍のひまつぶし製作第2段
2021.06.25
こんにちは。設計室の佐野です。
おウチ時間の過ごし方、みなさんはどのようにお過ごしですか?
去年の今頃のブログでは、紙で作った「お家型小物入れ」を紹介しましたが、
コロナ禍の暇つぶし製作第2段として、今回「軸組模型」を紹介したいと思います。
これは木造住宅の構造部分を軸組工法(在来工法)で組んだ模型です。
縮尺は1/50でA4用紙ほどのサイズです。教材として売られていますがプラモデルなので説明書どおりに組み立てれば誰でも簡単に作ることができます。
建築が好きな方、細かい作業が好きな方にはぜひおすすめです。
今はパソコンやネットで様々な情報を得られますが、画面で見るのと実際に見るのとでは、違いは一目瞭然です。模型はその中間ぐらいですが、私は普段の実務でも活かされることが多くあります。
住宅の施工過程で、構造の部分は仕上工事に入るまでの短い期間でしか見られません。お家作りをされている方には是非とも現場へ足を運んでいただき、実際に見ていただくことで更に愛着も深まるのではないかなと思います。
軸組は生き物でいうと骨格の部分になり、強度の面で最も重要な部分になります。
強度とは、地震をイメージする方が多いと思いますが、建物自体の重みや北海道では雪の量も大きく影響します。
先日、耐震診断と耐震設計に関する講習会に参加させていただいたのですが、強い家に住むという意識はみなさん年々増加しており、また、今住んでいる家がどのぐらい地震に耐えられるのか、という事を考えている人も増えているようです。
お家の性能を考える時、道内であれば気密や断熱、省エネの部分は住宅単体で考えたとしても、耐震に関しては地盤(土地の強度)によって大きく変わります。土地の性質とそこに建つ建物の性能がしっかりリンクしてはじめて地震に強い家になるのだと思います。
リビングワークではお家作りに関して大切な情報を丁寧にお客様にご説明し、スタッフ一同サポートをさせていただきます。見学会は随時開催しておりますのでお気軽にお問い合わせください。