ブログ
モダン和の空間・半帖畳~パズルを組み合わせて
2021.05.28
こんちには、総務部 佐藤です。
先日のスーパームーンと皆既月食、素敵でしたね。
畳は、日本家屋を語る上で欠かす事の出来ないアイテムです。
外国人は「tatami」と呼んで親しみ、お土産に類似のござを持ち帰るそうです。
畳と聞くと、和室に置かれているものという固定観念から、
和室空間を設計するかしないかという選択肢だけで
除外して考える方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな方にも人気が出ている、粋でモダンな半帖畳(縁なし畳)
の魅力についてご紹介したいと思います。
リビングやダイニングの主役は、やはりフローリング。
その洋空間と並べて似合うオシャレな半帖畳は、
昨今インテリアとしても定着してきました。
大きさも通常の畳より小さい正方形をしている為、フローリングにもなじみやすく
開放的な雰囲気が漂い、気軽にコーディネートが楽しめます。
使いこむほどに柔らかくなっていく七島イ草の半帖畳の他、
和紙や化学素材など素材には様々なものがあります。
また、カラーバリエーションが豊富です。
リビングダイニングの一角に多目的空間を設ける時には、
和室空間を色鮮やかでシックにすることが出来ます。
洋室のアクセントとして色選びをする時間もきっと楽しいと思います。
リラックススペースとして、或いは来客時の応接スペースとして
小上がり風に段差を設ける場合もあります。
段差により畳下に引き出し収納を造ることも出来ます。
段差を設けることで、
ダイニングの椅子に座る人と顔の高さが近くなり、
まったりした時間を過ごすことも出来ます。
リモートワークでお家時間が増えた今、机とイスではなく
畳の上でぬくもりを感じながらPCに向かうリラックスリモートも出来ますね。
更に和室テイストを深めるには、
照明を工夫される方もいらっしゃいます。
同じ半帖畳でも、敷き方の方向を変えることで素敵な模様を創ることが出来ます。
光加減の明度により、「市松模様」となります。
今は、ファッションでもインテリアでも千鳥格子・市松柄は人気ですよね。
【パズルのような畳】
私が初めて半帖畳に出逢った時、頭に浮かんだ言葉です。
半帖畳を使用したお家をみる度、
パズルのような面白さと和の趣きを呈した空間に
日本人としての心が溶けていくように感じます。
狭くなる為、空間を取れない方でも、
半帖畳は4帖半が、最も効果的な模様に適した広さです。
例えば、4帖半でしたら9枚をパズルのように組み合わせて、
視覚的にマッチするモダンで素敵な空間を演出できます。
肌ざわりも良く、防水・防汚加工・防かび・防ダニ素材のものもありますので、
小さいお子さんが安心して裸足で遊ぶことも出来ます。
かっこいい青や紺、
たそがれ時の夕陽とともに癒されるワイン色、
観葉植物と合うアジアンテイストのアース・・・など
ご自身の心に寄り添うカラーを探してみてはいかがでしょうか。
和室特有の落ち着ける空間と日本らしさを維持しながら、
さりげなくクールな雰囲気を醸し出すことが出来る半帖畳。
新しいモダンな家づくりをご検討されている皆さん、
畳の持つ温かな風合いを取り入れて、
いつまでも住み心地の良いオンリーワンの住宅にしてみませんか。
リビングワークでは、性能とデザインで、ライフスタイルに合った丁寧な家づくりを行っています。