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木育~木の力
2021.03.06
こんにちは。設計室の佐野です。
食に関する知識を育む「食育」という言葉はすっかり定着していますが、「木育」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
私は最近知ったのですが、その目的は「木と触れ合い学び人と木や森との関わりを考えられる豊かな心を育むこと」だそうです。
では、お家を一軒建てるのにどのぐらいの木が使われているのでしょうか?
農林水産省によると、45坪程度の木造住宅(在来工法)の場合、おおよそ90本だそうです。
・・・思った以上に多いですよね。
掘り下げて調べてみると、北海道の森林は戦後に過度に伐採された後、地道な植林により復活して現在は森林全体の30%が人工林だそうです。
そして植林から50~60年たった今、木材として収穫の時期を迎えて、紙1枚から玩具や家具、建築にいたるまでたくさんの製品になっています。
木材に限らず、水や空気、プラスチック問題等、環境問題についてぼんやりと頭の隅にありながら生活していますが、興味を持って知ることで改めて考えるきっかけとなったり、家族や周りの人達にも何かしらの影響になるのかなと思う今日この頃です。
木の持つ力は人に優しく安らぎがあり、温かみや手触り、木目の見た目、香りなど五感で感じられます。
弊社でも多くの木材を使い、ぬくもり豊かなお家を建設しております。
材料はもちろん、そこに携わる多くの業者さん、職人さんの仕事に感謝しつつ、お施主様にとって大切な1軒が無事に完成できるように日々仕事に取り組んでいます。
期間限定の見学会等も随時行っておりますので、
ぜひHPやSNSをチェックしていただき、ご参加ください。