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木のぬくもり
2018.03.26
こんにちは、工事部の宮腰です。
少しずつ春に近づいているようですね。
リビングにある木製のテーブルを触ると暖かく感じます。
スチール製のドアノブやガラスコップなどを触ると冷たく感じます。
木には熱が伝わりにくい性質があることをご存知でしょうか?
熱の伝わりやすさを示す数値として熱伝導率という言葉があります。
熱伝導率は数値が低いほど熱が伝わりにくいという事です。
木の熱伝導率は0.18W/m.k、スチールの熱伝導率は83.5W/m.k、木の熱の伝わりにくさはスチールの500倍に相当します。
木の熱の伝わりにくい理由は、多孔質と呼ばれる木の細胞に空気が含まれていて、この空気が熱を伝えにくくしているのです。
木よりも熱を伝えにくい断熱材には、ガラス繊維や発泡固形の中に空気が詰まっています。
木造在来工法の住宅では1棟当たり20㎥程の木材が使われます。
木は断熱材の次に熱を伝えにくい建築材料です。
断熱材と共に建物を暖かくする役割を担い快適な住環境を作り出すことに貢献しています。
リビングワークでは、内装の床材に無垢材を採用したり、構造材を表しにするプランと技術を用意しております。
是非一度「木のぬくもりを」体感してみませんか?