土地探しからお手伝いさせていただいたS様、学校区や交通の便など、ご希望されていた立地の土地が見つかり、家づくりがスタート。
約５０坪の土地に車２台は置きたい、とのご要望から、総２階建てのコンパクトな２世帯住宅に。
同居型の２世帯住宅なので、キッチンとお風呂は１つ。トイレは寝室からすぐ行けるような配置で２階と１階に設けました。
Sさまのご要望は、キッチンやリビングにいながら、子どもの様子やご両親の様子を感じられるようにしてほしい、とのことからキッチンの横にご両親の寝室を配置、リビングの一角に設けたスタディーコーナーは、お子さんがお絵かきや勉強をしている姿をキッチンやリビングからも見守れるようにしました。
ダイニング側には、ブックニッチと、テーブル横には小物などを置けるニッチがあり、とても便利です。キッチンに立つと吹き抜けの窓から、青空や夜空が眺められ、明るく開放感があります。
照明のお好きな奥様、スタディーコーナーのデスクランプはアングルポイズtype75mini、ダイニングテーブルのペンダントライトは、デンマークのデザイナーA Wedel Madsenによりデザインされ、約40 年の間ルイスポールセン社により製造されていた「the workshoplamp」を選ばれました。
スタディーコーナーの壁面には、有孔ボード（ペグボード）があり、いつも読む絵本やお子さんが作った作品、携帯など、いろいろなものを飾れます。
ガスのセントラルヒーティング、第１種換気でトリプルガラスの高気密・高断熱住宅なので、夏も涼しく、冬は暖かい室内環境ですが、温暖化に備え、将来エアコンを設置できる電源や壁下地を用意しました。
イエローカラーの塗り壁を１面に使用した子ども部屋
IKEAのおままごとキッチンで遊ぶお子様。ピクチャーレールをつけているので、壁を傷つけずに時計や季節ごとの飾りなどが楽しめます。調湿作用もあり、健康的な空間です。
ジョージネルソンデザインのおさかなクロック
パステルカラーの塗り壁がアクセントの２階多目的スペース。ピクチャーレールに絵を飾ったり、いろいろ楽しめます。
玄関入ってすぐ横のクローゼットは『おでかけコーナー』です。
１階リビングに沢山干せる洗濯物干しコーナーを作ったのは、家づくりの先輩のお友達からのアドバイス。冬には、濡れたコートなども家族の人数分かけられます。とても役立っていて「作ってよかった！」と好評です。下の段はお子様用、上の段は大人用のコート掛けに。
『おでかけコーナー』横にあるキーニッチには、家族分の鍵がかけられます。
IKEAで見つけ「新居に使おう！」と即購入したドッグテイルフックは、家族のキーフックに。壁面は有孔ボードになっているので、フックを増やし、いろいろなものを掛けられます。
Sさま邸の居室の収納は、天井までの引戸を採用。限られたスペースでも、活用できる空間を多く確保できます。
ご両親のため、玄関やトイレ、浴室などの必要箇所に手摺を設置。
玄関の正面にピクチャーレールをつけ、お気に入りの絵画などで、お客様をお出迎え。ご夫婦ともにお好きだという美唄市出身の彫刻家 安田侃さんのリトグラフが飾られていました。
メンテナンス性にこだわられ、ガルバリウムの外壁に。
UA値（外皮平均熱貫流率）： 0.3W/m2K C値（気密性能）： 0.6cm2/m2
