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(株)リビングワークはBELS工務店です
2019.07.05
(株)リビングワークは、BELS工務店です。
BELS(ベルズ)の申請実績があればBELS工務店の宣言は、いつでも出来ることになっています。
当社は、平成28年からスタートした住宅のBELS評価の推進に賛同し、当初より積極的に第3者の評価機関へ申請を進めてきました。
一般の方には、馴染みのないBELSですが、平成28年省エネルギー基準に基づいて、住宅の外皮性能を計算し、その計算値を基に住宅のエネルギー消費量を基準値と設計値から削減率を算出します。
評価は削減率より星の数であらわされており、住宅では★★★★★(星5つ)が最高のレベルになります。削減率と★の評価基準は、次の通りです。
★★★★★ 0.8 (20%削減)
★★★★ 0.85 (15%削減)
★★★ 0.9 (10%削減)
★★ 1.0 (省エネ基準)
★ 1 (既存の省エネ基準)
このように評価を受けた住宅に、どのように施工し性能を反映させる事が出来るかが、リビングワークの技術だと理解しています。
省エネ住宅を施工する為に、材料などの選択はBELSの評価時に指定していますが、施工が雑だったり、知識が不足して施工すると、せっかく高性能な材料を使っても、住宅の省エネ満足度は★の数ほどお客様に評価していただけないと考えます。
そこで大切になるのが、気密と換気です。
昔の住宅は冬の寒い時期、どんなに暖房で暖かくしても、風が走って足元が寒いという体験をされた方も多いかと思います。
以前は建物に「気密」という認識が無く、断熱材に頼った住宅づくりだったため、色々な隙間から外の空気が入り込むことになります。
当社では、建物をラッピングし、外気と接する貫通部(壁・床・天井の柱やサッシ、換気扇等の配管や給排水の配管の貫通部)は、気密テープで処理する施工をしています。
当社での気密施工は、BELSの認定が始まる前から勉強し、施工技術者への施工要領を徹底してきました。
10年前から新築やリノベーション住宅の気密測定を実施することで、物件ごとに数値を検討し、気密施工の改善を進めてきました。
今までの技術の蓄積から、お客様から満足の声をたくさんいただく住宅づくりを実感しています。
BELSを取得して、気密と換気と施工技術のバランスが取れた住宅づくりが、暑さや寒さに影響されない快適な住宅を提供できるポイントかと思います。
リビングワークの家づくりに興味を持っていただけたら、施工中の現場見学会に参加していただいて実際に見てみてください。
そして、完成住宅見学会に来て体感していただけると、省エネ住宅を理屈ではなく実感していただけると思います。
お待ちしております。